ドメインについて
新規ドメインは、0からサイトを作成し、ドメインも新規に取得をするためSEO効果が出るまでに時間がかかります。
これは新規ドメインでサイト立ち上げ後、一定期間(おおよそ6ヶ月)は適切なSEOを実施しても検索結果に上位表示されないことがある「エイジングフィルタ(Aging filter)」と呼ばれる仕様がGoogleに存在しているためです。
新規ドメインサイトを立ち上げる際は、この「エイジングフィルタ」による影響を想定しておかなければなりません。
それに対し、「サブドメイン」「既存ドメイン」は現状のWebサイトをベースとしてサイト構築ができるため、新規ドメインに比較し短期間でSEOの効果が出ると考えられます。
既存ドメインは、サイト運用費もSEO費用も1サイト分に抑えられるのに対し、「新規ドメイン」は、サイト運用費もSEO費用も2倍のコストがかかると考えておくのがよいでしょう。
「サブドメイン」はその中間です。Webビジネスを展開していく上で、当然、運用・SEOコストに見合った収益を生み出していく必要がありますので、ドメイン展開を決定するには、コストと収益のバランスを見極める必要もあります。
SEM
検索エンジンは、一般的には多くの消費者やビジネスパーソンにとって、情報収集ツールです。
その為、検索エンジンに上位表示し、サイトの露出を増やすSEO対策のテクニックだけでは、ホームページの目的を達成する事はできません。
効果を得る為には、検索エンジンに関するマーケティング手法をトータルに施策していく必要があります。
ついては、それら手法をまとめたものを「SEM」と呼びます。
SEM(Search Engine Marketing)とは、検索サイト・検索エンジンからユーザーをサイト内に誘導し、収益や利益などの効果に繋げる、マーケティング手法の総称です。具体的には、上位にサイト表示されるよう、検索エンジンを最適化するSEOの他、キーワード連動型広告、リスティング広告、サイト内のユーザー導線等が挙げられます。
SEM対策にかかる費用は、数十万円以上かかるのが一般的です。
対象となる検索キ-ワードによっては、SEO対策に比べ、SEM対策費用の方が、圧倒的に割安となる場合もあります。
ちなみにこのSEMは、個人で対策できない事がほとんどです。また、サイトの公開後も配慮していく必要がありますので、長期的な視点から貴社のホームページの価値を高めてくれる会社を選びましょう。